リカバリーをすれば、パソコンを購入時の状態に戻すことができます。つまりリセット機能ですね。
パソコンが急に立ち上がらなくなったり、ウィルスが入ってしまった・・・など、パソコンのトラブルは多岐にわたりますが、そんなときに、このリカバリーでパソコンを購入時の状態に戻します。ただ、トラブルと一緒に、購入時から積み重ねてきた様々なデータも全て、消え去ってしまいます。
データは、たとえバックアップをとってあったとしても、消したくはありません。リカバリーは、どうしてもやむを得ない状況になったときに行う処置といえます。(ただし、ハードウェアの障害が原因で不安定になったシステムに対しては効果が得られない場合もあります。)Windowsが起動しない場合やハードディスクが故障し、ハードディスクを交換した際もリカバリーが必要となります。
☆リカバリーを行うにあたって
あとで必要なデータが消えていたということにならないように、事前にデータをバックアップしておくことが大事です。バックアップのしかたについては~バックアップについて~の章で解説しておりますのでご覧下さい。
リカバリーをする際には購入後インストールしたアプリケーションのインストール、インターネット・メールの設定、プリンタドライバのインストール等を再度設定の覚悟が必要となります。
リカバリーしてもライセンスの関係上、MicrosoftOfficeなどのソフトウェアはリカバリーではインストールされません。再度インストールが必要となります。またMicrosoftOfficeのようにアプリケーションによってはインターネットを利用してメーカーへ再度プログラムを使用するための認証が必要となる場合があります。
☆リカバリー方法
パソコンの機種によって、リカバリーの方法は異なります。購入した時に付いていたマニュアルを読んでみるのが、最初にするべきことです。ここでは3種類の方法をご紹介します。
1つ目は、購入時に添付されていたリカバリーCDによるリカバリーです。
パソコン初心者であっても、簡単にできる方法がこれです。パソコンを購入した時に添付されていたCDからリカバリーを行います。お使いの機種によっては、自分でリカバリーCDを作成しなければならない場合もあります。この場合、システムが正常な状態にて作成しなければなりません。(オススメはパソコン購入時にリカバリーCDを作成)Windowsが起動しない状態になってからではリカバリーCDが作成できず、リカバリー出来ない事になります。
2つ目は、ハードディスク内に格納されている領域からのリカバリー(Disk to Disk)です。
この方法もボタンひとつでリカバリーができるので、簡単だといえます。ただ、ハードディスクが壊れしまっている場合は、リカバリーできませんのでメーカーにに委ねるほかありません。
3つ目は、OEM-OSと各PC構成部品ドライバによるリカバリーです。
この方法は一口で言うととても難しいです。自作機が作れるような方にお勧めです。
上記に3つの方法をご紹介しましたが、どの方法でリカバリーするにしても、データは全て消えてしまいます。日ごろから、バックアップをとっておかなくてはいけませんね。
☆システム全体の復元
バックアップソフトを使用してシステム全体の復元をし、システムを戻す方法があります。
ラネクシー 「Acronis TrueImage」 http://www.runexy.co.jp/personal/acronis_trueimage_home_2009/
シマンテック 「Norton Ghost」 http://www.symantec.com/ja/jp/norton/ghost
これらのソフトは、基本的にシステム全体(もしくはドライブ)を外付けドライブ(CD-RやDVD-R)に保存できます。上記のソフトを使うと、システムごとバックアップできるので、万一の場合でもシステムを含めた環境全体を復元できます。
リカバリーの場合、リカバリーのデメリットにも記載しましたが、データがすべて消えてしまうというデメリットがあります。しかし、バックアップソフトを使用してシステム全体の復元をした場合、データやパソコンの環境・設定がバックアップ時点の状態に戻ります。再度アプリケーションのインストールも必要ありません。
ただし、パワーユーザー向けですので、操作・内容が難しい場合にはリカバリーをお勧め致します。
